糖質は血糖値を上昇させてインスリンの分泌を促したり、中性脂肪となり肥満を引き起こします。
こういったところだけを切り取ると、糖質は悪者と言うイメージになりますから、制限するのはメリットしかないように思えてしまいます。
しかし糖質には脳のエネルギーとなる大事な役割がありますし、過剰摂取しなければ体には必要不可欠な栄養です。
そのため糖質制限ダイエットはデメリットもあるので注意しましょう。

糖質制限ダイエットでよく言われるのは、体調不良が起こるデメリットがあることです。
前述したように脳のエネルギーは糖ですから、制限しすぎると脳のエネルギーまで不足してしまいます。
脳は正常な神経伝達を行う中枢ですから、栄養不足になると頭痛や吐き気、動悸などが起こることがあります。
ひどくなると、手指が震えたり強いめまいがしたり、中には正常な判断ができなくなってしまうこともあります。
ただしこういった症状が出るのは、糖質の摂取量を急激に減らしてしまうからです。
正しいダイエット方法で、少しずつ摂取量を減らしていけば、体もそれに慣れていくのでこのようなデメリットが起こるリスクは軽減されます。

また甘いものが大好きという方の場合、糖質制限をすることでイライラやストレスを感じることが多くなるというデメリットがあります。
糖質には、満足感や幸福感などを感じさせる働きがあります。
これは血糖値が上昇することによって得られる感覚なのですが、過度の糖質摂取をしていると糖質切れの状態になりイライラしてしまうのです。
人によって度合いは違いますが、かなり糖質を摂っている場合、薬物中毒やアルコール中毒の人と同じような禁断症状が起こることがあります。
糖質中毒気味になっている人の場合、相当な意志がないと糖質制限ダイエットは挫折しやすいです。
そこまでではないという人でも、いらいらするとリバウンドしやすいのがデメリットと言えるでしょう。

そして炭水化物を極端に控える糖質制限をすると、便秘になりやすいデメリットがあります。
糖質制限を炭水化物制限のことだと思っている方は少なくないようです。
確かに炭水化物には糖質が含まれますが、同時に食物繊維も含まれているため、炭水化物抜きをすると食物繊維不足で便秘になることがあるのです。
便秘は肥満の原因の一つですから、間違った糖質制限ダイエットをしないように注意しましょう。

このように糖質制限ダイエットにはデメリットがありますが、気をつければ防ぐことが可能です。
正しい方法で行うことがデメリットを防ぐポイントなので、自己流にならないように気をつけてください。